心臓が枯れるまで
確か蜃気楼って砂漠を彷徨い歩いて、死にかけた時に見るものだったかしらふふ、自分でも笑っちゃう死にかけは走馬灯ねお盆の時期に見た綺麗な提灯が切なくて小さい頃に泣いてしまった人の一生は長いあまりにも長いのだでもそれが良い美しい結晶であり集大成だその美しさと儚さに目を奪われるなぜこれほど惹かれて憧れてしまうのか1人1人に色濃く映し出すあまりの情報量と輝きが目映く圧倒されてしまうどうか教えて欲しいその輝きと胸に迫る情動と積み上げてきた人だけが持つ眩いばかりの美しさをつぶさに教えて欲しいその煌めきを胸に閉まってああ知れて幸せだったと思いたい足るを知るとは言うが飽くなき好奇心と探究心が私を満たしてくれるようにまだ見ぬ世界をのぞけるように貴方の尊い一面を見せて少しでも愛の欠片を見てみたいの次回木曜日出勤します10:00〜16:00ご用命をお待ちしてますiPhoneから送信
目の前がチカチカして
ゆらゆら揺れるから立てない
動かず丸まっていれば
時間とともに治る
耳元に流れる脈動
手足は勝手にガクガク震え動く
立ち上がる度
階段を上り下りする度
血が集まらなくて苦しくなる
息苦しくて心臓が痛い
そのうち指先が
第二関節から真っ白になるのだろうか
今年に入って親戚が3人亡くなった
毎日が永遠に続くように
感じていた幼い頃とは違い
死は身近に音もなく側にある
人は死を前にした時
死にたくないと言うようだ
アインシュタインもそう言って、
あまりに平凡な言葉の為に
ドイツ語で何か言ったが看護婦が
分からなかった等の諸説が
まことしやかに囁かれている
私の祖父は酸素マスク越しに自らを殴り
殺せと言った
3度出兵したからか苦しみに
強いのだろうか
そんな周りを困らせた祖父だが、
亡くなる2日前に成人式の着物を
見せに行った時は、
家族が誰一人として見たことない
祖父のピース姿で一緒に写真を撮った
母がなけなしのお金で借りた
振袖だった
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
iPhoneから送信