玻璃質の残忍さ
三島由紀夫の孔雀に出てくる三島由紀夫自身の永代問題であろう美と滅びに対する存在形態が面白い金閣寺や仮面の告白、豊饒の海にも度々目にするテーマだ「殺されることでしか完成されない」美しさの極致を突き詰めた視点が異様である程に魅了される最たる例のようでその表現は品を持ちながらも絶世の美少年が時間の経過と共に衰えて、残る欲だけの粗野を貫いている加えて変わることの無い孔雀の羽根の美しさと、美少年とを合わせた表現が実に秀一だ失われてゆくことで完成するロミオとジュリエットやリア王等のシェイクスピアの作品を思わせる危うく虚げで残忍な美意識だ(この思想が少女漫画や引いてはBL本、多感な10代の繊細な感性の琴線に触れて今なお不動の人気を博している)まさに玻璃質の残忍さと言う表現に納得しかない耽美さに身悶えしてしまう木曜日出勤します10:00〜16:00ご用命をお待ちしてますiPhoneから送信
時折りみぞれ混じりの雨が降る
駅のホームからは誰かの怒鳴り声
誰もが1月終わりの気怠げな表情で
下を向いてスマホを眺めてる
電車の車窓を見る人はない
車内は音のない動画やアナウンスが
何度も繰り返し流され、
詰め込まれた人の上を生暖かい風が撫でる
ドアにもたれて窓を眺めた
無機質で雑然としたビル群が流れていく
ふいにグネグネと長い黒雲が
神社仏閣で見るような龍神に見えて
ああ泣いているのだと思った
誰も龍神が泣いてる事に気づかない
あんなに美しい姿で空を泳いで
いななきながら雨を降らせているのに
自然の美というものは
存外そんなものかもしれない
雲の形は常に変わり続け、
流れゆく一瞬の美であるのに
気づいた人しか見ることが出来ない
なんて贅沢で勿体無いのだろう
もしかすると龍神は辰となり自分の子と
北の湖に向かっているのかもしれない
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