反抗期
難しい、駄目なんじゃないかそう言われると挑戦したくなる悪癖が幼少期から未だにあるのです。この悪癖のせいで、何度泣いた事か…あえて取り組む無駄な時間。なるほど駄目ですなぁと納得して、周りを呆れさせるのが常です…昨日なんかも自分に似合う夏服選びで、頭をさんざんに悩ませており…のべつ幕なしに誰彼なく聞いて回った際。「緑は難しい」なんて話を聞き。うんうん、そうなんだよ…緑色は意外に難しく、何度失敗した事かと頷く一方で。小さな反抗期の私がムクムクと膨らみ始めてしまったのです…「なせば成る!なさねばならぬ、何事も!」「神様なんていない」(幼年期の福沢諭吉)「難しい事に挑戦して…成功したらカッコいいかも…わあ。」あぁぁぁあああ!来たよ私の闇のクロミちゃんが!!理性の断末魔を耳にしつつ、どこ吹く風で服屋に突撃、緑のワンピースを購入してしまった…お前、そんな似合わない系の服が4着も家にあっただろうが!!あー…学習機能皆無だわ。どうすんだよ、どうするの…(現在進行形)自分で自分が痛すぎる。頭を抱えて煩悶中。。。まったく「やってみなくちゃ分からない!大科学実験」大好きな私どもは、とかく生きにくい世の中でございます。iPhoneから送信
手のひらで撫で回すように粘土造形をしたい時、押さえつけて犯すように彫刻をしたい時があるの。
海底のマグマみたいに。
ぐつぐつドロドロと、静かに沸き立つ欲求に逆らえない。
無心に夢中に、無性にあの快楽を味わいたい。
鉛筆の音が耳朶をくすぐり、筆を執拗にねっとりと何度も絵の具を塗り込めていく。
全身の毛が逆立つような興奮。
魂や心臓、愛をキャンバスに閉じ込めていく。
私が死んでも生き続ける絵の「性」が、ただただ愛おしいの。
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