細菌と寒天
寒天お好きかしら私はあんみつが大好き!江戸時代冬に「ところてん」を干したら出来たのが寒天羊羹など和菓子で有名な寒天は、ゼラチンと類似しているけど全く違うもの1684年から日本で輸出している品目で、1882年にロベルト・コッホが結核菌の論文の中で寒天培地に触れて以降、爆発的に世界中へ輸出することとなるゼラチンは37度で溶けはじめ(寒天は70〜90度)細菌の個体培地をしたくても、ある細菌では溶けてしまって駄目だったロベルト・コッホの元で働いていた医師の夫人のアイデアによりゼラチンの代わりに寒天が使用されたのは有名な話第二次戦中の日本が輸出禁止品目にしたのも諸外国の細菌兵器開発を恐れたからだと言われている(このせいで世界中が寒天不足に陥り粉末寒天が発見されたのは最高に面白い)実際、寒天培地による研究は進み1928年、イギリスのアレクサンダーフレミングが発見したペニシリンも寒天培地を用いた近代に至ってもなお遺伝子工学研究のワトソン・クリックは1962年にDNA構造を発見するのに寒天を使用している(寒天を構成するアガロースという物質が網目状になっており、その網目を利用して核酸(DNA)の分離をする)他にバイオテクノロジーや歯科、化粧品等にも使われ世界中で活躍しているみんな、1658年頃の京都の旅館「美濃屋」の主人・美濃屋太郎左衛門(みのやたろうざえもん)が外に出し忘れたところてんが寒干されていて、水につけ戻して寒天が発見された事に感謝だねwアンビリーバブル!!月曜日出勤します10:00〜16:00ご用命をお待ちしてますiPhoneから送信