桜木紫乃さん
夕方帰りの電車で直木賞作家桜木紫乃さんが雑誌に掲載している人生劇場という小説を初めて読みました。お部屋にあったエロ系雑誌の為、小説のページだけ写真に撮った物です。連載が始まってから何話か進んでいて途中からですが、家族で床屋を経営する40歳男性の所にホテル経営の話しが舞い込んできて、家族にもっと楽な生活がさせてあげられるかもと夢をみるも家族を説得しきれないという所でした。桜木さんはバブル崩壊後にデビューをした作家さんなのでその後の日本の格差社会という現実に敏感で男女の恋愛をいつもその現実のなかに置いている。そして格差社会の隅に生きる人間たちに共感を寄せる。別の桜木さんの小説の解説の一部にこんな内容の事が載っていました。確かにキラキラした現実離れをした男女ではなく現実的で物悲しさや生活感が漂うように思い、地味な生活の中にも美しい自然の景色に目を向けたり一時の小さな喜びや人の優しさが感じられるような雰囲気のストーリーだと思ったのでドラマチックな物より現実的で渇いた心を表現した物が好き格差について考えた事がある人におすすめしたいです。本日も長くふたりで過ごせて嬉しかったです。一緒の本を読んで、その感想についてあれこれ話せた事も楽しくてとても良い時間になりました。いつもありがとうございます
今日は帰りの電車で伝統色の記事を読みながら色見本を使ったアルバイトや趣味で色彩の勉強をしていた頃を思い出していました。
【伝統色とは】
山や川、里、海など表情豊かな環境と、四季がはっきりとした気候から生まれた日本独特の色名。1000種以上あるともいわれています。
色名は言語や文化によって異なり、世界には無数の色名が存在します。日本の国家基準の1つであるJISに規定されているのは269色です。それとは別に、日本固有の豊かな自然や四季の移ろい、歴史の流れの中でつけられたのが伝統色です。秋にちなんだ3色をご紹介します。
<柿(かき)>
熟れた柿の実のような鮮やかで濃い橙色をさします。
<茜色(あかねいろ)>
茜草の根で染めた暗い赤色のことで、夕暮れ時の空を表すときに用いられます。
<紫式部(むらさきしきぶ)>
落葉低木である紫式部の実のような赤みのある渋い紫色をさします。
伝統色を楽しむにはまず知ること、暮らしの中で伝統色を探すことから始めてみてはいかがでしょうか。草花の色や名前は伝統色になっているものが多くありますし、和菓子や和小物などにも伝統色が使われています。同じ茶色を見たときでも、どんな茶色かを意識すると、色を楽しむことができます。
家族の知人の会社で学校が休みの日色見本を使った仕事を手伝っていたのですが、その頃は全く色に興味が無く今その仕事を手伝ったらすごく楽しめそうだなと思っています。
微かな色の違いを見比べてみたり。
どこどに使われていた色だなと思い出したり。
先程は長いお時間ご一緒させていただき
ありがとうございました。
前回いただいた本の感想を少し話せて嬉しかったのと、また新たな本を下さり数日間の楽しみが増えました。
映画化されているので比べてみますね