桜木紫乃さん
夕方帰りの電車で直木賞作家桜木紫乃さんが雑誌に掲載している人生劇場という小説を初めて読みました。お部屋にあったエロ系雑誌の為、小説のページだけ写真に撮った物です。連載が始まってから何話か進んでいて途中からですが、家族で床屋を経営する40歳男性の所にホテル経営の話しが舞い込んできて、家族にもっと楽な生活がさせてあげられるかもと夢をみるも家族を説得しきれないという所でした。桜木さんはバブル崩壊後にデビューをした作家さんなのでその後の日本の格差社会という現実に敏感で男女の恋愛をいつもその現実のなかに置いている。そして格差社会の隅に生きる人間たちに共感を寄せる。別の桜木さんの小説の解説の一部にこんな内容の事が載っていました。確かにキラキラした現実離れをした男女ではなく現実的で物悲しさや生活感が漂うように思い、地味な生活の中にも美しい自然の景色に目を向けたり一時の小さな喜びや人の優しさが感じられるような雰囲気のストーリーだと思ったのでドラマチックな物より現実的で渇いた心を表現した物が好き格差について考えた事がある人におすすめしたいです。本日も長くふたりで過ごせて嬉しかったです。一緒の本を読んで、その感想についてあれこれ話せた事も楽しくてとても良い時間になりました。いつもありがとうございます
帰り道に
昔の地名の由来について書かれた案内の前を通りかかりました。
室町時代から根岸という地名があったのですね
江戸時代初期の金杉村の民家や雰囲気も気になります。
正岡子規の暮らしていた頃は、雀より鶯が鳴いているような場所だったんだあ
今とは違い自然豊かだったのかもと当時の風景を想像するだけで楽しめます。
急に今夜は鶯餡を作ってみようかと思い付きました。家族がたまに作ってくれた思い出の味です。
本日再びのご縁
初めてのご縁
お時間頂戴いただきありがとうございました。
まだ暑いですが秋への移り変わりが
楽しみですね。
その頃にまたお顔が見られたら嬉しいです。