盛岡のたび。
新幹線ってわくわくする。久しぶりの新幹線、ひとり旅。行き先は盛岡。盛岡に着くと、学生時代の友達が出迎えてくれた。会うのは15年ぶりくらいだろうか?盛岡に嫁いでから会ってないような気がする。といっても、たまにSNSでやりとりをしていたし、定期的に写真も載せていたから久しぶりという感じがしない。他愛もない話をしながら、白川郷にあるような、江戸時代に建てられたような、藁の屋根と木材で作られた古い古い建物に入った。中には囲炉裏があった。もう囲炉裏で暖をとる季節か。と思いながらも、久しぶりに会う友達と話に夢中になってしまった。蕎麦を食べに来たはずなのに、蕎麦の味なんて1ミリも覚えていない。それほど友達との話で盛り上がった。唯一覚えているのが、この写メ日記のネタになると思って撮った囲炉裏の写真。それだけだ。蕎麦屋を出て友達と歩きながら、また来るからね。また会おう。と約束をしている時、ピピピピピーとスマホのアラームが鳴った。夢か。楽しい夢だったな。と、二度寝をするも蕎麦の味は思い出せなかった。もちろん囲炉裏の写真はスマホフォルダーに残っていなかった。(もし、あったらホラー。)