卜へり(うらなへり)?
先程久々に書道博物館の漢字のはじまり展へ行ってきました。1時間では全然足りず最後の方は流し見になったのが悔やまれます。入り口のごあいさつがとてもよかったので紹介しますね。動物や骨や亀の甲羅に刻された、現在最古の漢字といわれる甲骨文字は、今から3500年ほど前に使われていました。漢字は、読みやすさや書きやすさ、そして美しさなどが模索されながら、その時代に最もふさわしい形で表現され発展していきました。本展では、甲骨文字や青銅器の文字、石碑の文字など、中村不折コレクションからホンモノの考古品で漢字のはじまりについて解き明かします。記号の羅列でとても素人には解読不可能な為、訳がありその訳には卜へり(うらなへり)という言葉が多くその場で調べても出てこない為もやもや。閉館間際、勇気を出して職員さんに詳しい人いますか?と声をかけて数名の中に詳しい方がいて意味を教えていただけました。「占いをしました」だそうです。なるほどー面白かったのは、父己方鼎(ふきほうてい)という青銅器です。悪霊もを食べ尽くしてしまう食いしん坊な怪獣が描かれた説があり現在では天帝ではないかといわれているそう。その怪獣の名前は失念しました。ごめんなさい。印象的だったのは把誌ホトトギスの装幀。創刊当時の編集は正岡子規で表紙を中村不折が描いていた物が展示されていて、色やデザインが温かみあって私は好きだなー昔は器に人を労ったり勇気づけたり、お祝いの言葉だったり色々なメッセージを刻んで贈る文化があったというのも素敵だと感じました。そんな器をいただいたら心に残るしずっと大切にするでしょうね。あー今回も行ってよかった!本日再びのご縁足を運んで下さりありがとうございました。来年の楽しみがひとつ出来たのも嬉しいです。また一緒に過ごせますように
今日は帰りの電車で伝統色の記事を読みながら色見本を使ったアルバイトや趣味で色彩の勉強をしていた頃を思い出していました。
【伝統色とは】
山や川、里、海など表情豊かな環境と、四季がはっきりとした気候から生まれた日本独特の色名。1000種以上あるともいわれています。
色名は言語や文化によって異なり、世界には無数の色名が存在します。日本の国家基準の1つであるJISに規定されているのは269色です。それとは別に、日本固有の豊かな自然や四季の移ろい、歴史の流れの中でつけられたのが伝統色です。秋にちなんだ3色をご紹介します。
<柿(かき)>
熟れた柿の実のような鮮やかで濃い橙色をさします。
<茜色(あかねいろ)>
茜草の根で染めた暗い赤色のことで、夕暮れ時の空を表すときに用いられます。
<紫式部(むらさきしきぶ)>
落葉低木である紫式部の実のような赤みのある渋い紫色をさします。
伝統色を楽しむにはまず知ること、暮らしの中で伝統色を探すことから始めてみてはいかがでしょうか。草花の色や名前は伝統色になっているものが多くありますし、和菓子や和小物などにも伝統色が使われています。同じ茶色を見たときでも、どんな茶色かを意識すると、色を楽しむことができます。
家族の知人の会社で学校が休みの日色見本を使った仕事を手伝っていたのですが、その頃は全く色に興味が無く今その仕事を手伝ったらすごく楽しめそうだなと思っています。
微かな色の違いを見比べてみたり。
どこどに使われていた色だなと思い出したり。
先程は長いお時間ご一緒させていただき
ありがとうございました。
前回いただいた本の感想を少し話せて嬉しかったのと、また新たな本を下さり数日間の楽しみが増えました。
映画化されているので比べてみますね