シャワーを済ませるとドアをノックする音が聞こえます。
女性の到着です。
何回遊んでも、この瞬間が一番興奮します。
特に初めての女性だと、HPとの違いやプレイの相性など思い悩むことも多いからです。
しかし初物への興味に負け、今日も初めての女性を指名してしまいました。
いやそのつもりでした。
プレイの中盤、私の性癖が分かってくると、彼女から驚きの告白がありました。
「こんなお客さん、そうそういないから昔の記憶をたどっていたんだよね。」
なんと彼女は池袋デリヘル倶楽部の元◯◯さんでした。
当時◯◯さんには電マオナニーをリクエストしましたが、それ以外は記憶があいまいです。
そして◯◯さんはツインテールの可愛らしいギャル風、しずくさんはSっぽいOL風、私は告られる迄全く分かりませんでした。
肝心のプレイは、まずは全身リップから乳首舐め。
「乳首はまた生えてくるから、もっと噛んでよ。」
「嫌だ。怖いよ。」
聞けば昔はM嬢をしていたそうで、Sは苦手なんでしょう。
「痛いのがいいんだよ。じゃあキスして。」
すると流石風俗嬢、厚みのある舌です。
Dキスと唾液を堪能してエンジンが掛かってくると、ここで冒頭の告白があった訳です。
「そう言えば昔は道具持参だったよね。」
「今日も持って来たよ。」
乳首クリップやスパンキング(平鞭)、アナルバイブ、アナルプラグ等、ベッドの上にそろい踏みです。
「クリップはもう感じないよね。どれがいい?」
「じゃあプラグにしようかな。」
「ローションはどれくらい?」
「少しでいいよ。あんまり付けると痛くなくなっちゃうから。」
「自分で入れてね。」
そう言うとおもむろに腰を顔面に降ろしてくれます。
すかさず聖水もお願いしました。
しかしプラグが上手くアナルに入らず、顔面に集中できません。
生憎飲めたのは三分の一程度でした。(自分でアナルプラグを使いながら顔面騎乗で聖水を飲まされている姿、心の中で動画に取りたいと叫んでいました。)
「おしっこって、朝や体調で味が変わるの?」
「そうだよ。やっぱり濃い、むせかえるようなのがいいよね。」
「お兄さん、SMクラブに行った方がいいよ。」
「実はS嬢に溺れ死にさせられそうになったんだよ。息が出来なくなっているのに腰を浮かせてくれないし、またとんでもない量を飲まされたんだ。それがトラウマでね。」
「私には無理。本当のSは怖いよね。」
(トラウマと言いながら今日もまた実践しているし、本当のMも怖いよ。)
「フィニッシュはどうする?」
「自分で手コキするから、Dキスしながら乳首責めしてくれる。」
聖水を飲んだ後でも嫌な顔せずDキスしてくれたのは感激でした。
(ここで嫌な顔をされたら、きっとこの日は逝けませんでした。)
そしてこの時の乳首責めは先程と違います。
「痛~い。」
「痛いのがいいんでしょ。もう手加減しないからね。」
悲鳴をあげても、決して責めを緩めてくれません。
それにDキスも、舌を吸いながらむさぼり合っている感じです。
こんなに若い子に苛められて感じている。
自分の姿を思い浮かべ、だんだん気が遠くなってきました。
「逝く。」
無事メスイキ出来ました。
「池袋時代に本指名してくれたお客さんに会えるなんて。今日は感激したよ。」
「自分もだよ。」
「私、池袋、錦糸町に勤めて、今上野店なの。ここが一番働き易い。」
「働き易いのが一番だよ。でもお客さんはMばかりじゃないから、接客と言っても気を付けてね。」
「そうそう、私二人のお客さんを出禁にしたの。だって何十回もLINEしてきて、お店にも電話してくるの。あとは宗教の勧誘。」
「最悪だね。」
「本当ね。池袋の北口はもう何回も事件が起きてるしね。」
世間話をしながらホテルを出ると、外は灼熱の世界です。
「またね。」
軽く挨拶をしてお別れしました。
筋トレに励んでいる成果は、しずくさんの引き締まった体に表れています。
池袋時代より充実していると話すだけあって、間違いなく綺麗になっていました。
この日の満枠も納得です。
あまりお店を変えないで、上野店で長く頑張って欲しいと思いました。